ピアニカケースを手作り!キルティング生地で切り替えあり

入園・入学・進級に合わせて準備しておきたいグッツの一つにピアニカケースがあります。

幼稚園や保育園では年長から使う場合が多いようですが、

小学校では必ずピアニカ(鍵盤ハーモニカ)を授業で使いますよね。

ピアニカにはハードケースがついていますが、持ち手が小さく、持ち運びにとても不便です。

ピアニカ以外のものを収納することができないという不便な点があります。

そこで、持ち運びが便利なピアニカケースを手作りしたいと思います。

ピアニカケースは市販のものもありますが、サイズ指定のある園や小学校もあるのでないでしょうか。

今回作るピアニカケースはキルティングで切り替えがあり、マチつきで初心者の方でも簡単に作ることが出来ますよ!

幼稚園の入園グッツを手作りした時の布が余ったという方もいらっしゃると思います。

面ファスナーを買い足すだけなので余った布を使って作るのもおすすめです。

ピアニカを購入したときにはハードケースに入っていますよね。

ハードケースは落としても楽器本体をしっかりとガードしてくれます。

園や学校にはピアニカを付属のハードケースごと持って行くと思いますので、

そのハードケースごと入るピアニカケースを作ります。

このピアニカケースがあれば家と小学校間の持ち運びもラクラクです。

本体や付属品が飛び出ることを防いでくれます。

こちらはスズキのメロディオンで今回はこのメロディオンが入るピアニカケースを作ります。

(ハードケースごと入ります。)

サイズは470(幅)×175(奥行き)×60(高さ)㎜です。

出来上がりサイズ

たて約20㎝×よこ約50㎝ マチ6㎝

手順

1、画像サイズ通りに生地を裁ちます。

2、表布と底布を縫い合わせます。

3、フラップと持ち手を作ります。
 

4、フラップ、持ち手、マジックテープを本体に縫い付けます。

5、本体を中表に折って両脇を縫います。

6、マチを縫います。

7、袋の口を折って縫い、表に返して完成です。

※縫い糸・縫い針・まち針・はさみ・チャコペン・ミシン・アイロンがあれば便利です。

ピアニカケースの作り方

1、画像サイズ通りに生地を裁ちます。

(縫い代1㎝を含んでいます。)

2、表布と底布を縫い合わせます。

縫った端は底側に倒して上からステッチをかけておきます。

(ステッチの糸を底布に合わせて黒色にしています。そのまま黄色のままでもアクセントになって

可愛いです。)

縫い終わったら端にジグザグにミシンをかけておきます。

3、フラップと持ち手を作ります。

 

フラップを作ります。

生地の角を丸くするためサイズを計り生地を裁断します。


 

2枚用意します。

2枚を中表に重ねて端を縫います。

(縫い代は1㎝です。)

カーブしている縫い代を縫い目のぎりぎりまで切ります。

(切っておくと表に返した時に生地が重なっている部分がごわごわしにくいです)

表に返して端の周りをステッチします。

(ステッチは0.3㎝です)

面ファスナーを縫い付けます。

面ファスナーのサイズは3㎝×2.5㎝です。

カーブした底側から1.5㎝上のところに面ファスナーをつけます。

面ファスナーはフック(チクチクして硬い方)を縫い付けます。

持ち手を作ります。

中表にして端を縫います。

裏返す時は端を少し裏返してからえんぴつなどの細い棒でぐいぐいおして裏返しています。

表に返して両端をステッチします。(0.2㎝)

4、フラップ、持ち手、マジックテープを本体に縫い付けます。

持ち手と面ファスナーのループ(柔らかい方)を縫い付けます。

持ち手は本体の中心から左右に6㎝の幅になります。

面ファスナーのループは本体の中心から6㎝下に縫います。

持ち手とフラップを縫い付けます。

持ち手は本体の中心から左右に6㎝の幅になります。

フラップは面ファスナーを上にして本体に重ねます。

 

5、本体を中表に折って両脇を縫います。

(縫い代は1㎝です)

6、マチを縫います。

脇の縫い代を開いてたたみます。

サイズは中心から左右に3㎝づつです。

両角にマチをつくります。

7、袋の口を折って縫い、表に返して完成です。

本体を表に返し、袋の口を2㎝内側に折り込んでステッチします。

ステッチのサイズは0.3㎝と1.8㎝です。

メロディオンを入れるとこのような感じになります。

面ファスナー(マジックテープ)のつけ方

マジックテープを取り付ける際、柔らかい方と硬い方のつける位置を気にしていますか?

どっちがどっちでも機能的にはそれほど違いがありませんが、おすすめのつけ方があります。

マジックテープは商品名で一般名称は「面ファスナー」と呼び、多くのタイプは「フック」と「ループ」に分かれています。

ループはふわふわしていて、柔らくて細いものが何本を合わさるように付いていて、

フックはチクチクしていて、硬いものがいろいろな方向を向いて付いています。

マジックテープをつける際は一般的には動かす方(上にかぶさる方)にフックを使用します。

今回はケースを開け閉めするフラップにフックを使いました。

ループ面側が固定され、フック面側を手で動かすイメージです。

入園・入学グッツの作り方を知りたい方はこちらをどうぞご覧ください。

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幼稚園児用ファスナーつき座布団カバーの作り方

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最後に

ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)ケースは難しいなと思っていた方も意外に簡単に作れたのではないでしょうか。

ピアニカケースはレッスンバックの手提げの応用編という感じで、レッスンバック基本型の横幅を広くし、

マチを作り、ふた(フラップ)をつけたものです。

荷物の多い日に便利ですし、ハードケースが付属されている場合も、ケースの保護になります。

うちの場合は家から学校までの距離が長いので、持ち手の持ちやすいものがよかったですし、

登下校の途中で落として汚してくる恐れがあるのでピアニカケースは必ず必要でした。

(男の子は田んぼや小川でピアニカを落としてしまうようです。。。謎 )

オリジナルのタグをつけたり、布地を変えたりと好きにアレンジしても楽しいですよね。

簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。

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ママ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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