幼稚園の入園グッツとして用意しなければならないひとつに、座布団カバーがあります。
園からサイズを指定されることもあり、多くの方が手作りしているのではないでしょうか。
幼稚園の子どもの椅子は小さいので、
市販で売られているクッションのサイズ30㎝×30㎝より
小さいサイズの座布団を用意しなければいけません。
今回は26㎝×26㎝、マチ3㎝ ファスナーつきの座布団カバーの作り方をご紹介します。
自分で用意するとき、スポンジのウレタンクッションにするとハサミで切りやすくて、
サイズ変更がきくので作りやすいかと思います。
厚みのあるキルティングの生地で作ったので丈夫に仕上がりますよ。
座布団カバーは週末に持ち帰り、家庭で洗うことが多いようです。
なので何度も洗濯しても丈夫な生地でつくるのがいいですね。
キルティング生地は、洗濯した後でもアイロンをかけなくてもいいのがうれしいですよね。
クッション性も高く、子供のおしりを優しく保護してくれるのに適してします。
座布団カバーを手作りするとき、ファスナーやゴムテープのつけ方を工夫した方法がありますので、
作りながらご説明したいと思います。
出来上がりサイズ
・座布団カバー 約26㎝×約26㎝ マチ3㎝
材料
・キルティング31㎝×31㎝ 1枚 (表側)
31㎝×17㎝ 2枚 (裏側)
・ファスナー30㎝ 1本
・シートクッション 30㎝ 1個
・ゴムテープ 30㎜巾 32㎝
☆完成サイズ26㎝×26㎝の生地の計算方法
表側の計算サイズは
完成サイズ(26㎝)+マチ(1.5㎝×2)+縫い代(1㎝×2)=31㎝になってます。
縦横同サイズのため31㎝×31㎝にしてます。
裏側の計算サイズは
縦サイズ
表側の計算と同様に 完成サイズ(26㎝)+マチ(1.5㎝×2)+縫い代(1㎝×2)=31㎝です。
横サイズ
完成サイズの半分のサイズ(13㎝)+マチ(1.5㎝)+縫い代(1㎝)+ファスナーを付ける側の縫い代(1.5㎝)=17㎝になってます。
手順
はじめに…生地を裁断して、縫いしろ端にジグザグミシンをかける。
1、2枚の裏布を中表に合わせて、ファスナー止まりまで縫う。
2、ファスナーを出来上がりに合わせ裏からステッチをかける。仮止めの糸ははずす。
3、表側と裏側を中表に合わせて、まわりを縫う。
4、角の縫い目どうしを合わせて、マチを縫う。
5、完成
座布団カバーの作り方
はじめに… 生地を裁断して、縫いしろ端にジグザグミシンをかける。
1、2枚の裏布を中表に合わせて、ファスナー止まりまで縫う。
(ファスナーのつけ位置は大きな針目の針で仮止めしておく。縫いしろは割る。)
2、ファスナーを出来上がりに合わせ裏からステッチをかける。仮止めの糸ははずす。
ファスナーはチャックが開く方向から縫い始めると縫いやすいです。
途中で(真ん中まで縫うと)ミシンの抑えのレバーを上げて(針は布に刺した状態)
チャックを移動させます。
行きも返りも途中でチャックを前後に移動させることで、
チャックが邪魔で縫えないということがありません。
3、表側と裏側を中表に合わせて、まわりを縫う。(この時、ファスナーはあけておく。)
4、角の縫い目どうしを合わせて、マチを縫う。
角を縫い合わせるところは、マチを作るということです。
生地の四隅の角になる部分にマチを作ります。
マチとは厚み(奥行き)の部分のことで、この場合はクッションの厚みになります。
今回はクッションの厚みが3㎝ですので、3㎝のマチを作ります。
座布団カバーに平ゴムを縫い付けます。
平ゴムはマチと同じサイズの3㎝巾のゴムテープです。
マチにゴムをはさんで縫い合わせる部分ですが、開いているファスナーのところからゴムを通して、
内側から外側にゴムを出し、マチの部分にはさんで縫います。
5、クッションを入れて完成
1㎝大きめにきっています。
そうするとクッションがふっくらします。
他の園グッツもお揃いにする
今回は幼稚園で入園する子供の座布団カバーを作りましたが、
座布団カバーの生地と他の園グッツの生地をお揃いにして統一感を出すのもいいですね。
生地をお揃いにすることで、
名前がまだ読めないお子さんでも自分の持ち物だとわかるのがいいですよね。
子どもが喜ぶワッペンや布テープを使ったり、
ポケットやリボンをつけたりしてオリジナルのカバーにアレンジしてもいいですね。
こちらのレッスンバッグの作り方を知りたい方は
レッスンバックを手作り、キルティングで簡単に作ります
こちらにまとめていますので、ご覧ください。
こちらのシューズケースの作り方を知りたい方は
シューズケースを手作り、キルティングで簡単に作ります
こちらにまとめていますので、ご覧ください。
ママ
最後まで読んでいただきありがとうございました。